せっかくマツエクをしたのだから、できるだけ長期間きれいなまつ毛を保ちたいと思いませんか。
マツエクをした方のためにケア方法をご紹介します。
ケアをすることでマツエクの持ちがよくなりますので、紹介するケア方法を参考にしてみてくださいね。
マツエクをした当日のケア
マツエクをした当日は、ケアというよりも注意点です。
何に注意したらよいのでしょうか。
最低5時間は洗顔しない
マツエクを付けた当日は、最低でも5〜6時間は洗顔しないようご注意ください。
マツエクは「グルー」と呼ばれる接着剤を使って、まつ毛に人工毛を装着します。
このグルーは装着してから5〜6時間かけて固まるもので、完全に固まっていない状態で水に濡れると接着力が低下してしまうためです。
グルーが完全に乾ききってから洗顔をすれば、マツエクが落ちてしまうことを防げます。
なお、グルーの種類によって固まるまでの時間が異なるので、マツエクを装着した際にアイリストの方に確認してくださいね。
日常のマツエクケア1【洗顔・クレンジング】
マツエクを装着したら日常的にケアをすることで、マツエクが長持ちしやすくなります。
ここでは、マツエクの持ちに影響する洗顔・クレンジングをするときのポイントを紹介します。
マツエク対応のクレンジングを使用する
マツエクを装着したなら、マツエク対応またはマツエク専用と記載したクレンジング材を使用することが鉄則です。
なぜなら、マツエクに対応していないクレンジングを使用するとグルーの接着力が低下してしまうためです。
特に、オイルクレンジングはご法度。
オイルクレンジングに含まれる油分はグルーの接着力を弱めてしまい、せっかく付けたマツエクが落ちやすくなってしまいます。
ただし、オイルクレンジング使用可能なグルーもありますので、施術を受けたサロンでどのようなクレンジングを使えばよいかアドバイスをもらいましょう。
目元のメイクは優しく落とす
グルーが固まっているとはいえ、目元のメイクは優しく落とすことが大切です。
メイクをしっかり落とそうとして、まぶたに強い力を与えてしまうと、マツエクが変形してしまうリスクがあるばかりか、取れやすくなってしまいます。
かといって、目元のメイク汚れが残ってしまうと眼病や肌トラブルを引き起こしかねません。
次の方法で優しく丁寧にメイクオフしましょう。
1.コットンにクレンジング剤をたっぷり含ませる
2.まぶたにコットンを置いて、メイクとクレンジング剤をなじませる
3.コットンをまつ毛の生え際に沿ってすべらせ、オフする
まつ毛の生え際の汚れを落とすときには、クレンジング剤を含ませた綿棒を使うのもおすすめです。
細かな場所までしっかりメイクが落とせます。
水分を優しく拭き取る
洗顔後やお風呂のあとにマツエクの水分を取り除くことも、効果的なケアの一つです。
マツエクが濡れた状態で放置してしまうと、水分の重みでマツエクが下がりカールが取れてしまう恐れがあるからです。
濡れた顔を拭き取るときには、顔の上からタオルをそっと押し当て、タオルに水分を吸収させましょう。
間違っても、ゴシゴシとこすってはいけません。
タオルで顔をこするとマツエクが取れてしまいますし、まつ毛が抜けてしまうことも。
タオルを押し当てる程度でも十分に水分を拭き取れます。
マツエクをドライヤーで乾かす
マツエクが濡れたらタオルで水分を吸わせるだけでなく、ドライヤーをあてて乾かすのもおすすめ。
エクステのカールをきれいに保ってくれる効果があるので、日常的に行いたいケアです。
タオルで水分を吸収しても、マツエクやまつ毛の間に入り込んだ水分を完全に取り除くことは難しいため、ドライヤーで水分を飛ばしてしまいましょう。
温風を顔に当てるとやけどのリスクがあり危険ですし、肌の水分を奪われてしまうので、冷風を充てましょう。
日常のマツエクケア2【まつ毛のケア】
スキンケアと一緒に、次から紹介するまつ毛のケアも取り入れましょう。
マツエクの持ちをよくするのに効果的です。
まつ毛美容液でケアする
まつ毛美容液でまつ毛をケアすることで、マツエクが長持ちしやすくなります。
マツエクはまつ毛に装着するので、まつ毛が丈夫ならマツエクが落ちにくくなるでしょう。
逆にまつ毛の状態が良くないと、マツエクの重みやグルーによる負担によって、まつ毛そのものが抜け落ちてしまいます。
まつ毛美容液は、傷んだまつ毛に潤いを与え補修をし、ハリとコシを与えてくれます。
また、種類によっては、まつ毛をコーティングしてくれるものもあり、まつ毛だけでなくマツエクをきれいに整えてくれるでしょう。
マスカラコームでケアする
マスカラコームでまつ毛を梳かして毛の流れを整えることで、まつ毛の持ちが良くなります。
コームで梳かせばマツエクの絡まりを防げ、美しい状態を保ってくれるでしょう。
マスカラコームにはさまざまな種類があり、特におすすめなのが扇形のブラシタイプのマスカラコームです。
毛が柔らかいのでまつ毛へのダメージが少なく、マツエクをしていても安心して使えます。
マツエクをしているときのメイクの注意点
最後に、メイクをするときの注意点をご紹介します。
ウォータープルーフは避ける
マツエクをしているなら、ウォータープルーフのマスカラやアイライナーの使用は避けましょう。
ウォータープルーフのマスカラ・アイライナーは、肌に密着して落ちにくいため、メイクオフするときにマツエクに負担をかけてしまうためです。
マツエクをした目元は、とにかく刺激を与えないことが重要ですから、ウォータープルーフは不向きです。
お湯で落とせるフィルムタイプやマツエク専用のマスカラを使用するのがおすすめです。
ビューラーは避ける
マツエクをしている方は、ビューラーの使用も不可です。
ビューラーを使ったことがある方ならわかるように、ビューラーはまつ毛を挟んでビューラーを動かすことによって、カールを作ります。
この際、ビューラーを持つ手に力が入りまつ毛を強く引っ張ってしまったという経験はありませんか。
まつ毛を強く引っ張ると、まつ毛だけでなくマツエクにも負担がかかり、マツエクが抜けてしまうことも。
また、ビューラーで上手にカールが作れず、マツエクが変形してしまう恐れもあります。
どうしてもビューラーを使いたいというときは、コーム型のホットビューラーを使いましょう。
まつ毛を挟まずにカールが作れるので、マツエクへの負担が少なくて済みます。
とはいえ、マツエクに負荷がかかりますから、毎日使用することはおすすめしません。
ここぞというときにだけ、使用してくださいね。
まとめ
マツエクのケアは、とにかく優しく、刺激を与えないことがポイントです。
適切にケアをすることで、マツエクの持ちがグッと良くなりますので、ぜひお試しあれ。
マツエクを長持ちさせたい方はこちらの記事もチェックを。
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