マツエクがどのくらい持つのか気になる方は多いのではないでしょうか。
せっかくマツエクをしたらできるだけ長持ちさせたいですよね。
そこで、マツエクがどのくらい持つか、また落ちる原因を紹介します。
長持ちさせる方法もまとめましたので、ぜひご一読ください。
マツエクはどのくらい持つ?
マツエクの持ちは個人差があるものの、平均して3週間ほど、長くて4週間持つとされています。
施術時の状態を保てるのは2週間ほどで、それ以降は少しずつ落ちて、3週間を経過するとマツエクの量が施術直後の半分以下まで抜け落ちてしまっているケースがほとんどです。
マツエクが落ちる原因
マツエクが落ちる原因は、まつ毛の生え変わりです。
マツエクは、人工のまつ毛をもともと生えているまつ毛の根本付近にグルーと呼ばれる接着剤を使って付けるものです。
そのため、まつ毛が抜けるときにマツエクも一緒に落ちてしまうのです。
なお、まつ毛の毛周期は3週間から4ヶ月。
3週間ほどでマツエクが落ちてしまうのは、まつ毛の生え変わりによるものであることが、理解できるのではないでしょうか。
3週間より前にマツエクが落ちてしまう場合は、次が原因かもしれません。
早くマツエクが落ちる原因3つ
ときには、マツエクが3週間より前に落ちてしまうケースがあり、次のような原因が考えられます。
1.マツエクのサイズや太さ、長さが適していない
2.肌やまつ毛の皮脂が多い
3.肌やまつ毛が乾燥している
では、上記にあてはまるとなぜマツエクが落ちてしまうのでしょうか。
理由を見てみましょう。
1.マツエクのサイズや太さ、長さが適していない
マツエクのサイズ・太さ・長さが適していないと、まつ毛に負担がかかり、抜けやすくなってしまうためです。
経験豊富なアイリストにしっかりカウンセリングをしてもらったうえで、施術を受けるのがおすすめです。
2.肌やまつ毛の皮脂が多い
グルーは油分に触れると接着力が弱まってしまいます。
肌やまつ毛の皮脂が多いと、マツエクの接着面に皮脂が触れてしまい、マツエクが取れやすくなるでしょう。
肌質などを変えるのは困難ですから、アイリストに相談して施術を受けてくださいね。
スキンケアでオイルなどを用いている場合も、グルーにオイルが付着してしまうリスクがあるので、注意が必要です。
3.肌やまつ毛が乾燥している
先ほどとは逆に、肌やまつ毛が乾燥して水分が足りない状態も、マツエクが取れやすくなります。
なぜなら、グルーは水分に反応して固まるためです。
このケースもアイリストに相談するのが良策です。
マツエクの施術当日に注意すべき2点
マツエクを付けた当日は、できるだけまつ毛を濡らさないことが大切です。
よって、次の2点を守ってくださいね。
1.施術5時間は洗顔しない
2.お風呂上がりにまつ毛を乾かす
具体的には次から解説します。
1.施術5時間は洗顔しない
マツエクを装着してから、5時間は洗顔を控えてください。
なぜなら、グルーは水に反応して固まるとはいえ、完全に乾いていない状態で濡れてしまうと、接着力が落ちてしまうリスクがあるためです。
グルーが乾き、マツエクが定着するまでは、洗顔などでまつ毛を濡らさないことが大切です。
グルーが乾く時間はグルーの種類によって異なるので、詳しい時間はサロンで確認すると良いでしょう。
2.濡れたらまつ毛を乾かす
施術から5時間以上経過していても、できればまつ毛を濡らさないのが良策です。
とはいえ、1日洗顔しない、お風呂に入らないというのは避けたいですよね。
そこで、洗顔やお風呂でまつ毛が濡れたらしっかり乾かしましょう。
柔らかなタオルで拭き取るだけでなく、ドライヤーの冷風でマツエクの水分をしっかり飛ばすのがおすすめです。
マツエクを長持ちさせるための日常ケア3つ
日常的にまつ毛のケアをすることも、マツエクを長持ちさせるためのポイントです。
次の3つを日常に取り入れてみましょう。
1.マツエクに適したクレンジングを行う
2.まつ毛専用の美容液を使用する
3.まつ毛の毛の流れを整える
これらのケアを行った場合、どのくらい持つかは個人差がありますが、何もしない場合と比べると数日から1週間ほど長く持つでしょう。
1.マツエクに適したクレンジング方法を行う
マツエクを施した目元には適切な方法でクレンジングすることが大切です。
それは、マツエク対応のクレンジング剤を用いて、綿棒で優しくオフすること。
次から具体的に解説します。
・マツエク対応のクレンジングを使う
クレンジングは「マツエク対応」「マツエク専用」と記載したものを使うことが必須です。
マツエク非対応のクレンジングを使用すると、グルーの接着力が弱まり、マツエクが落ちやすくなってしまいます。
前述したように、グルーは油分によって接着力が低下するため、クレンジングオイルは適しません。
マツエク専用の製品には、クレンジングジェルやクレンジングウォーターなどが多く見られます。
・綿棒やコットンで優しくオフする
メイクオフするときには、刺激を与えないように優しく行うことが鉄則です。
まず、コットンにクレンジング剤を含ませ、まぶたのアイメイクを落とします。
次に、クレンジング剤を含まれたコットンをまつ毛の生え際に沿わせるようにして、オフしましょう。
目元のメイク汚れが十分に落ちていないと、肌トラブルや眼病のリスクがあるので、しっかり落とすことが大切です。
とはいえ、間違っても、ゴシゴシとこすってはいけません。
マツエクが取れやすくなるだけでなく、変形するリスクがあります。
優しく丁寧に行うことがポイントです。
2.まつ毛専用の美容液を使用する
マツエクはまつ毛に付けるものですから、地まつ毛が土台となります。
よって地まつ毛が丈夫になるよう、美容液でケアしましょう。
まつ毛が丈夫で安定していればマツエクの重みやグルーの負担に耐えられ、マツエクが落ちてしまうのを防げます。
なお、美容液の種類によっては、まつ毛をコーティングしてくれますので、マツエクを整えるのにも効果的です。
3.まつ毛の毛の流れを整える
朝と夜の1日2回、まつ毛専用のコームでまつ毛の毛の流れを整えることも有効です。
マツエク同士が絡まり、それが原因でマツエクが抜けてしまうことがありますが、コームで整えれば絡まりを防げます。
まつ毛専用のコームには、スクリュータイプとコームタイプの2種類ありますが、どちらでも毛の流れを整えられます。
使いやすい方を選ぶとよいでしょう。
まとめ
マツエクがどれくらい持つかは、個人の肌質やまつ毛の状態、装着方法によって差があります。
思っていたよりも早くマツエクが落ちてしまったという声も少なくありません。
しかし、ひと手間加えるだけで長持ちさせることは十分可能です。
この記事で紹介したケア方法をぜひ試してみてくださいね。
また、マツエクがどのくらい持つかだけでなく、どのようなケアが有効か、アイリストに尋ねるのもおすすめです。
最適なケア方法を教えてくれるでしょう。
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